中国のEC売上および規模
中国EC概況:
2015年の中国におけるインターネット通販の売上規模は25,680億元(約43兆6500億円)となり、
2012年に対して212%と驚異的なスピードで伸びています。
BtoCの売上でみると、Tmall(天猫|アリババグループ)の売上シェアは63%をしめ、
JD.com(京東商城|京東集団)とあわせて84%と売上の大半を占める状況となっております。
中国向け越境EC概況:
2015年度の中国向け越境ECにおける日本からの購買額は7,956億円で、
2019年には2.3兆円に達する見込みです。
またアリババグループや京東集団も越境ECを2016-2018の主力成長ドライバーとしており、
より多くの投資が行われる見込みです。
TmallGlobal(天猫国際)とは
2014年にアリババグループが立ち上げた中国向け越境ECサイト。
中国に販売拠点を持たない外国ブランドの商品を、
中国消費者向けに展開するグローバル版のオンラインショッピングモール。
2014年末には、売上はすでに10倍の規模になり、2015年も180%の伸長率を記録しております。
世界53カ国から5,400以上ものブランドを取り揃えております。